休日の映画
2009-01-29
「 おくりびと 」
誰でもみな・・おくりびと。
そして・・おくられびと。
※今日ちょっと長いですがお付き合いください。。
昨年公開され数々の賞を受賞している作品ですよね。
もう、かなりの人が見ていると思いますが、実は私・・・
昨日見てきたんです。。。(遅)
そうなんです。私のように見たかったのに公開が終了してしまい
モンモンとしていた方々の為に追加上映をしてくださっている
映画館がなんと全国に ”54ヶ所 ”もあったんです!
わが静岡県では「MOVIX清水」で1/24~2/6まで
上映しているという事だったので、休日だった昨日行って参りました。。
清水の映画館は全席指定席だったので、中央段の右側をお願いしたんです。
(これがのちに大変な目に遭うとは想像もしていませんでした・・・)
平日の14時30分からの上映だったので、そんなに混んでないだろうと
思っていたらコレが、145席ほぼ満員御礼状態。。
さすが、米国アカデミー賞外国語映画賞部門ノミネート作品だと実感しました。
でも、いつも見に行ってる映画館とはちょっと雰囲気が違うんです。。
ニオイ・・?声・・?違うんです。。
そうなんです。お客さんの約8割の方が
人生の大先輩「年配の方々」だったんです。
そしてこの映画館”全席指定席”という事は・・私。。
はい。「囲まれました」。
大体こういう方々は友人数名でいらっしゃっています。
左の団体さんは予告の時にみかんを配りだし
前の列の方々は「えっCだよ。でもここDだな」と席を見つけられず
右側のご夫婦はビニール袋からしきりに何かを出し
左となりの昔お嬢さんだった方は整髪剤の香りがすごく
右となりのヨン様ファンっぽい方は洋服のニオイが「今日タンスから出しました」だし
囲まれている私は、身動きもとれずただジッとしていました。。。
この映画、感動の中に面白い場面も出てきます。
という事は・・・。
えっ!?ここ、綾小路きみまろライブ?!と錯覚するような笑い声です。
あのドリフの笑い声のような・・・。
でも、場の雰囲気ってスゴイです。
映画館で声を出して笑ったことなんてない私が出しちゃいました。。。
映画の評価は、私が言うまでもなく ”すばらしい”作品です。
このような、作品を作ってくださった監督・スタッフ・出演者の方々。
「本当に、ありがとうございました」
身内の葬儀を経験したことのある方々は、「あの時」を思い出しながら
自然と湧き出てくる涙の温かさを感じ。
まだ経験していない方々も人の繋がり・愛情を感じられると思います。
何度でも言いたくなります。
「ありがとうございました。。」
DVD発売は3/18です。 (ヒロコネーチャンへ・・・もう10年?)
最後まで、お付き合いありがとうございました。。。
ウチの奥様、仕事してました。
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